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沖縄の家つくり
現在、沖縄県の家と言えば、コンクリート住宅。 わたしも生まれた生家はコンクリート造りでした。 まわり見渡しても、 沖縄県各地にはコンクリートの住宅以外は少ないですね。
20年以上前の話です。 私は小学生の頃、平屋の木造住宅に住んでいました。 その建物は、コンパクトで昔ながらの間取り、 家に入るための玄関もなかった。家に入る時、床が高かったのを覚えています。家の周りをぐるりとまわした「雨端(あまはじ)」。ですから、 家じゅうの窓を開け広げ、夏でも暑くなかった。 そのため、湿気も少なく、風が通る。内雨することもなかったです。そして私の「おばぁ」の家も、まさしくそんな家でした。
コンクリートの家に住んで、昼間の暑さと熱帯夜。梅雨関係無しの湿気・・・ 家に帰るとシャワーに入りたくなる毎日。 そして閉め切って一日蒸された部屋をエアコンで冷やす。 あたりまえになってしまったこの行動。 果たしてこれで健康な生活といえるのだろうか・・・。
考えたんです。「いつから沖縄の家はコンクリートになったのだろう?」って
「木造が台風に弱いから、コンクリート」という人がいました。
本土は現在でも木造が主流ですね。 なぜ、本土の家と沖縄の家は、こうも違うのだろう・・・。私は不思議に思いました。
国指定重要文化財になっている中村家。 もうすでに200年以上経っているのに、手入れをしながら堂々とした姿を現わしています。 識名園も上江洲家もそうですね。 果たして木造は台風に弱いのでしょうか? コンクリートの建物はもちろん台風にびくともしません。 しかしコンクリートの家は本当に強いのか? それで沖縄の人々が健康に生活できるのか? 昨今のシックハウス、ぜんそく、アトピー、健康長寿県の地位から落ちていく沖縄県。
わたしは「沖縄の住宅は正常進化してないかも・・・。」と思うようになりました。
もともと造られていた「木の家」、木造住宅でしっかりした施工法、建築基準法を守り構造金物を入れることにより、 むかしのヌチジャー(沖縄木造)のように、台風に強い建物が出来る。高温多湿の沖縄の湿気からくる不快感をなくすため、戦前の木造住宅のように基礎を高くして風通しを良くする。 木造なので塩害にも強く、熱の伝わりにくい木材なので室内は暑くなく涼しい。また、木のぬくもりが沖縄の暑い夏も穏やかにしてくれる。
それが沖縄に適した「うちな~の家」ではないかと。
沖縄だからこそ・・・
わたしは幼い頃、住んでいる古い木造住宅より、建てたばかりの丈夫で立派なコンクリート造りの家がかっこよく見え、住みたかった。 しかし歴史をひも解くと沖縄は木造建築の地。 歴史や人は変われど、沖縄の気候風土は何千年も前から変わっていません。わたしは健康で住みよい住宅を求めています。それは木造住宅だと確信しています。 今の沖縄の住宅において逆らっているようですが、あえて「木造」。
「私たちの先人たちは、何百年も木の家に住んでいたから・・・。」
古きよき沖縄の家づくりに向けて、あなたのご賛同・ご参加・ご協力をお願いします。
わたしは少しでも木造住宅の良さを知って頂き、健康で、幸せな、これからの沖縄の住まいの参考になればと、みなさまに情報を提供していこうと思っています。